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*栄村に関するマンガ本やピンバッジを販売しています。詳しくはクリック*

2012年12月08日

希望のたね物語

ゆきつぼが企画販売している「希望のたね」ピンバッジについて。

もう少し
改良がいるかと思いますが
とりあえず
今日のところをUPします^^

*「ゆきつぼのちいさいころ」マンガシリーズもまた再開しますが
ちょっと、こちらもお付き合いくださいね^^



昨日に引き続き、
この企画を見直し、伝え方を練っている中で
描いたもの。

6月~7月に東御市のカフェ、cococala(ココカラ)で開いた個展で
展示していた手作り本の一部だったものを描きなおしています。

パンフ的なものにするか、
本的なものにするか…

うーん。




☆ ☆ ☆ ☆ ☆

◇豪雪の栄村まんが「ゆきつぼのちいさいころ」についてはコチラをどうぞ

「希望のたね」ピンバッジについてはコチラをどうぞ
  

Posted by ゆきつぼ at 22:35Comments(0)込めた想い

2012年12月07日

これはこれです!

私が企画販売している「希望のたね」ピンバッジ、
今日はちょっとこれについて
あらためて書いてみたいと思います。

というのも、
1年を振り返るこの年末という時期に来て
「希望のたね」の企画も見直さないといけないかな…
と思っていたところに

「希望のたね」のことで問い合わせをいただきました。
それに続くように
質問も受けました。

「友達にもあげたいのだけど、これはどういうものかって
どう説明したらいいかな?」

ということはたびたび言われていました。

私自身もまとまらなくて、説明するとうんと長~くなってしまって
販売以来、何回もチラシやパッケージ裏の言葉を変えています(実は)。

考え続けている中で、現在の見解はこうです。

「2011年3月12日に震災が起きた栄村から生まれた、
『希望のたね』というキャラクターのピンバッジです。
このデザインは、種が合掌しているデザインです。
この希望のたねは、いつか頭から芽を伸ばし、
持ち主のための希望の花を咲かせたいと思っています」




「これは、こういうものです。
これはいいな、と思った人に手にしてもらえるといいなと思います。」


単に「あ、かわい~」でも全く問題ありません。

なぜ
わざわざこういうことをあらためて書くかといいますと

震災後の関連活動といえば
「義援金」や
「無償のボランティア」と
深くイメージが結び付いているからです。

私のこの販売には義援金がついていません。
このことについては
もう、
何回も何回も
考えました。
(実は今もずっと考えているわけですが)

私の活動から、純粋に栄村を知ってもらえればいいなと思っているので
あまりほかの要素は入れたくない、とか
(もしも、私の活動を知って、栄村に興味を持ってくださり
義援金をぜひ、と思ってくださるのでしたら
どうぞぜひ、ご自身の都合のいい方法でお願いいたします。
村に聞いていただければ、窓口はすぐわかりますし
とても喜ばれるはずです。)

被災者自身にも買ってもらえるかもしれない、と想定した、とか

安いことが買いやすいにつながると思った、とか

いろいろ理由はあるのですが。

一番は
「これはこれ」としてみてもらいたいということです。

これはいいな、と感じて
これはどういうものだろう、と考えて

「欲しい」に。
あるいは「あの人にあげたい」に。

そう思ったら、買ってください。
ぜひ、広げてください。
そのことが勝手に
「栄村から発信された種が、各地に広がる」
ことになるのです。

私は単に、そんな風なことが、
したいんだと思います。





☆ ☆ ☆ ☆ ☆

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「希望のたね」ピンバッジについてはコチラをどうぞ


  

Posted by ゆきつぼ at 10:37Comments(2)込めた想い

2011年08月07日

希望のたねに込めた想い

7月25日に出来上がってきた「希望のたね」ピンバッジ。

今、すでに私の手元にあるのは4つほど…。
共同企画の栄村復興支援機構「結い」でも、売り切れたそうです。
(2012年現在、「結い」での企画販売は終了しています)

初回1000個発注しました。
それが驚く速さでいろんなところへ広がって行ったたね達。



始まりは、「結い」さんからのお願いでした。
「希望のたね」で何か絵を考えてくれないか、と。

そして結いでのイベントのポロシャツ図案として、まず使われました。



でも、私はそれだけで終わらせたくありませんでした。

「希望のたね」のキャラクターを作るとき、本当に一生懸命考えたのです。
それは、自分自身の実家も被災しているということ。
当たり前だと感じていた故郷の姿が、一変したということ。

このつらい気持ちを、ただつらいと吐き出すだけではなく、
何かにしたい。

だって、本当につらいのは、そこに住んでいる当事者たちだから。
自分も実家が被災した被災者だ、つらいんですとは、到底言えない。
私には、私の家が、他にある。

だからこそ、このどっちつかずの気持ちを、
だからこそ、そんな自分こそができる何かを、
カタチにしていくべきではないのか。
そう思いました。

そして、この小さな「種」のピンバッジを作りました。



両親にプレゼントしました。

栄村の小中学生には、結いと共同でプレゼントしました。
(それ以下のお子さんには「ピンバッジ」という性質上危ないかな?
という思いがあったため贈らなかったのですが、
トクベツに姪っ子には私から贈りました(笑)
欲しいというお子ちゃまには、近くの大人から贈ってほしいな~^^)

想いに共感してくださった方が買ってくださいました。

そして、あの人にプレゼントしたいからもう一つ、と
買ってくださる方がたくさんいました。

そんな風にして、ゆっくり広がる。

人から人へ、想いが伝わる。

勝手にいろんなアイディアで、思いがけないところへ飛んでいく。

そんなだといいな、って思っています。
静かに、生みの母の私は、祈っています。

8月末に、また次のたねたちが生まれてくるのを、母は心待ちにしています。


*希望のたねについてはこちらもどうぞ*  

Posted by ゆきつぼ at 22:40Comments(2)込めた想い